同居人になついた忍者ねこら
忍者ねこなので、基本、人に心を許さないはずだった…我が猫ら。
仕事ばっかりで夜遅いわたしに愛想をつかし、同居人にすり寄りはじめた。
「呼び掛けると“にゃおん”と応えてくれるようになった」
「逃げ腰ながらブラッシングさせてくれるようになった」
「ゴロゴロ咽喉をならすようになった」だの、毎日少しずつ距離をつめる奴ら。
ごはんをくれる人になつくのは、世の習いである。
しかたないのでしょうね。
世のお父さんたちの心情がそこはかとなく理解できる夜であった。